環境

１ ゼロカーボンシティに向けた取り組みの推進強化

脱炭素社会の実現に向け、市内から排出される温室効果ガスを着実に削減するため、再生可能エネルギー等の利用を推進するとともに、家庭での省エネルギー効果に有効なネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（ZEH（ゼッチ））等についても支援拡充を促進することにより、持続的な市民生活の実現を目指します。また、遮熱性舗装についても整備を推進します。

２ 3R 活動の更なる推進

現在本市で取り組んでいる3R 運動、「リデュース（排出抑制）」、「リユース（再使用）」、「リサイクル（再利用）」を市民にさらに幅広く周知し、循環型社会の一層の充実を目指し、環境負荷の軽減のため、廃棄物の減量化を推進します。また、家庭ごみの有料化、指定袋の使用についても研究を進めます。

３ 自然環境保護の強化と生態系ネットワークの形成

地域の環境条件に応じた生物多様性の保全を推進しながら、積極的な周知を図り、自然環境の保護に努めます。また、グリーンセンター昆虫の森やイイナパーク等の生態系ネットワークを構築することにより、動植物の生息、生育空間の確保、人と自然のふれあいの場の提供等に取り組みます。

４ 不法投棄に関する施策の更なる推進

不法投棄のないクリーンなまちの実現に向け、監視の強化、巡回や通報による即日回収、指導の徹底を図っていきます。

５ 生産緑地の買取制度の積極的活用

当初指定後まもなく30年が経過する生産緑地の内、営農継続を希望せず、買取申出のあった土地について、公共事業用地として、将来の適切なまちづくりに資する土地に対する買取制度の積極的活用を図ります。

６ 自然を活かした空間と新たな市民の憩いの広場の創出

自然と人と産業が調和する緑豊かなまちとなるよう、市内の水と緑を保全するとともに、さらにそれらを活用し、芝生広場、テントを張れる場所、バーベキュー広場など自然を生かした新たな市民の憩いの広場の創出を目指します。

７ 市街化調整区域の良好な緑農環境の維持保全

安行神根地区を中心とした市街化調整区域の無秩序な土地利用を抑止し、良好な緑農環境を維持・保全するとともに、市街化調整区域の環境や農地等を活かし、都市農業の活性化のため、積極的な支援体制を図ります。また、交通至便な新井宿駅北側地区及び戸塚安行駅南側地区においては、構造改革特別区域制度を活用した市施行の土地区画整理事業による土地利用の促進など、計画的なまちづくりを推進します。