人とまちを元気に
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対応するため、また今後新たな感染症が発生することに備えて保健所の体制を一層強化するとともに、国・県や消防局等の関係機関、最前線で対応している医療機関とのさらなる連携を図り、状況の変化に臨機応変に対応できる体制を構築します。
地域医療支援病院・高度急性期病院としての機能を強化します。最先端の医療機器を導入することにより、これまで困難とされてきた治療的処置等を推進するとともに、入院設備等を改善し、入院患者のサービス向上に努めます。また、令和6年4月から始まる医師の働き方改革推進に対応できるよう、必要な医師数の確保に努めます。さらに、これまでの新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、未知の感染症に対して被害を最小限に食い止める取り組みを推進します。
感染拡大による医療体制の逼迫に常に備え、大規模空き店舗、体育館等を利用した臨時の中等症患者向け医療施設、宿泊療養施設の設置、さらには医療従事者の確保に向け、関係機関との検討・準備を推進します。
歯科診療や歯科保健サービスを受けることが難しい障がいのある方や介護の必要な方が安心して歯科医療を受けられるよう、口腔保健センターの設置に取り組みます。診療には、専門的な知識や技術、対応が求められるため、管理運営方法や設置場所等の具体的な課題について検討を進めます。
全国共通ダイヤル「#7119」を利用して救急医療の適正利用を呼びかけるほか、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりのため、救急救命士2 名乗車体制の確立、女性救急隊員の増員及び救急ワークステーションによる救急隊員の質の向上と医療機関との連携による体制の強化に取り組みます。