自民党川口支部議員団は、3月2日、自民党本部にて研修会を開催いたしました。
今回の研修会のテーマは「持続可能で安心できる年金制度に向けた改革」。
厚生労働省 年金局 年金課の間 隆一郎課長におこしいただき、ご説明をいただきました。
公的年金制度の仕組みや財源といった基本的な話から、
年金制度改革について、今後の見通し、そして今後の課題にわたるまで、
大変わかりやすく、内容の濃いお話をお伺いすることができました。
なお、いただいた資料より抜粋し、「ポイント」をご紹介いたします。
- 年金の課題は、持続可能性と給付の十分性の両立【先進国共通の課題】
- 人口減少と少子高齢化のピークはこれからだが、年金の持続可能性は担保されている【年金はもらえる】
- 年金は、加入し保険料を払えば、給付が増える。払わなかった期間について給付はできない【社会保険の原則】
- 女性の就労が増え、終身雇用が変化し、未婚・非婚の方も増える中、出来るだけ年金(厚生年金)に加入していただくことが重要【短時間労働者の被用者保険への加入】
- 無年金の方には、年金受給に必要な加入期間を25年から10年に短縮し、本年10月から支給開始【受給資格期間短縮】
- 現実に基礎年金のみ受給するような低年金・低所得の方には、平成31年10月(消費税率10%の引き上げ時)から、年最大6万円の福祉的な給付を支給【福祉的な支給】
- 低所得者対策は、年金だけで解決せず、社会保障全体で対応
また、その後の質疑応答の時間では、
予定時間を超えるなど、積極的な意見交換を行いました。
今後も自民党川口支部議員団は、みなさまの疑問や要望にお応えできるよう、
引き続き今回のような研修会を随時行い、
しっかりと「政策力」を高めてまいります。